パプアニューギニア現地情報

1. 言語
2. 時差
3. 通貨と両替
4. クレジットカード
5. 飲料水
6. 電気・電圧

8. レストラン・食事事情
7. チップ
9. ホテル事情
10. タクシー・バス・レンタカー
11. ガイド
12. 日用品購入

1.言語

公用語は英語です。
パプアニューギニア全土には、約800位の部族があると言われており、その部族の数だけ言語が存在すると言われています。その中でもパプアニューギニアの中での共通語はピジン語になっています。
ピジン語は英語を基本とした言葉で、発音自体も簡略化されて変化しており、文法自体も英語とは異なります。日本人にとっては英語よりも習得することは簡単でしょう。現地の人々と交流を深めるには、英語よりもピジン語を使う方が好感を持たれます。

ピジン語例
おはよう。・・・・・Moning(モーニン)
こんにちは。・・・・・Apinun(アピヌン)
ありがとう。・・・・・Tengkyu(テンキュー)
ごめんなさい。・・・・・Sore tru(ソーリートゥルー)   など

ピジン語の他にモツ語という言語も良く使われています。
これは主にポートモレスビーのあるセントラル州にて使用されています。

2.時差

日本との時差はプラス1時間です。
日本が正午の時、現地の時間は午後1時ということになります。

3.通貨と両替

通貨

パプアニューギニアの通貨は、キナ(K)とトヤ(t)があります。
1キナ=100トヤになります。
2007年12月の為替レートによる計算で、1キナ=約41円程度です。

両替

両替は基本的にジャクソン国際空港または町の銀行、大都市のホテルでしか行えません。最も有効な両替方法としては、訪問先での大きな出費はクレジットカードを利用し、飲み物の購入やお土産の購入などの分だけを両替するなどの方法が良いでしょう。
紙幣には、50キナ・20キナ・10キナ・5キナ・2キナがありますが、高額紙幣である50キナなどはお釣りがないことを理由に使えないことが多いので、なるべく5キナ紙幣や10キナ紙幣などの小額紙幣に両替をしましょう。
※現在日本国内では、日本円からパプアニューギニア通貨(キナ)への両替は行えません。

4.クレジットカード

クレジットカード利用はレートの面から見ても非常に有効であり、高額紙幣を常時持ち歩く必要が無い為にも是非持っておくべきものでしょう。
現地では各地の高級ホテルの他、ポートモレスビーなどの主要レストラン、航空会社のカウンター等で利用することが出来ますが、それ以外の場所ではまだまだ使用できないところがほとんどです。
カードの種類は、VISA、マスター、ダイナーズ、アメリカンエクスプレスなどが主流で、JCBが利用可能なところも少しずつ増えて来ています。
クレジットカードは海外旅行時の保険などが付帯していたりすることもあるので、有効に利用しましょう。

5.飲料水

ポートモレスビーなどの都市部の水道水などは基本的には飲用基準を満たしていると言われています。しかし、日本の様な徹底した水道管理はされていませんので、やはり飲用にされる場合は一度煮沸する必要があるでしょう。
可能であればスーパーマーケットやホテルのバーなどに売っているペットボトル入りのミネラルウォーターを飲むようにして下さい。

6.電気・電圧

パプアニューギニアの電圧は240ボルトの50ヘルツです。日本の電化製品を利用するには、変換プラグが必要となります。プラグは一般に「Oタイプ」と呼ばれる「ハの字」二股形の3つ穴式で、オーストラリアやニュージーランドと同じ形状です。
日本の電化製品でも、240ボルトに対応しているアダプターなどが無い場合は、変換プラグとは別に変圧器が必要となります。

7.レストラン・食事事情

生ものを食べる習慣のないでは、食中毒は意外と少ないというのが実情です。基本的に主要都市以外にはレストランなどもなく、食事は宿泊先のホテルでとることになるでしょう。
ホテル内では基本的に西洋料理がほとんどですが、稀にお寿司や味噌汁などの和食が出てくることもあります。その他、ピザやカレーライス、中華料理など、その種類も様々です。
ホテル以外での食事も主要都市では可能です。殆どの街にはカイバー(カイは食べるという意味)というファーストフード店が存在し、鳥のモモ肉のオーブン焼きや肉と野菜の中華風炒め、ライスなど調理済みの料理を選んで食べることが出来ます。値段も非常にリーズナブルで、大体5~10キナ位でお腹いっぱい食べることが出来ます。
その他、町の青空マーケットなどに行けば、新鮮な野菜や取れたてのフルーツなどが沢山売られています。ココナツジュースや熟れたパイナップル、マンゴーシュガーフルーツなどは非常に美味しくお勧めです。

8.チップ

パプアニューギニアは日本と同じくチップの習慣はありません。
親切に感謝する場合などは、Tengkyu(テンキュー)と感謝を言葉で伝えて下さい。

9.ホテル事情

パプアニューギニアの主要都市には、高級なホテルから一般的なホテル、ロッジまで様々な宿泊施設があります。
グローブではお客様のご予算やご希望により最適な宿泊施設をご提案致します。
メニューアイコンより「都市検索」に入って頂き、予定されている滞在先の都市名をご選択頂くと、その都市の主要宿泊施設情報がご覧頂けます。
またグローブでは、現地の方の家に滞在し、食事をともにするなどのホームステイ型の宿泊先などもご紹介致します。

10.タクシー・バス・レンタカー

タクシーは主要都市のポートモレスビーなどを除けば殆ど存在しません。
利用に際してもジャクソン国際空港前に並んでいるタクシーや町中にいるタクシーを観光客が利用することは避けた方が良いでしょう。
料金のトラブルなどが起こる場合があります。
やむを得ず車両を必要とする場合は、滞在中のホテルに手配をお願いするか、私ども旅行社の方へ連絡して手配を行うようにして下さい。

バスは日本のような大型バスの運行はなく、PMVsバスというマイクロバスの運行になります。マイクロバスと言っても、ワゴン車やトラックの荷台に乗るものなど様々です。安全面からも利用は控えるか、現地人ガイドなどと一緒に利用するようにして下さい。

レンタカー空港や主要都市の町中で借りることが出来ます。しかし、非常に高額であることと、安全面から考えてお勧めは出来ません。ドライバー付きの車両を手配した方が安全かつリーズナブルでしょう。

11.ガイド

観光スポット巡りを始め、登山、トレッキング、ダイビングなど、それぞれに適したガイドを私ども旅行社がご紹介致します。
パプアニューギニアでは、ガイドがいない状況では危険な場所なども沢山あります。安全の為にもガイドを同行させるべき場所での無理な単独行動や夜間などの外出などもお控え下さい。

12.日曜品購入

ポートモレスビーやその他の主要都市にあるスーパーマーケットでは、肉・野菜・米・インスタントラーメン・お菓子などの食料品はもちろん、日用雑貨なども購入することが出来ます。スーパーマーケットに併設されて薬局などで、薬はもちろん、蚊取り線香や虫よけスプレーなども購入出来ます。